外資系企業の特徴

2013年4月19日

外資系と言っても資本比率や歴史、また業種によってその特徴は違ってきます。一般的に、日本に進出してきて長い年数がたっている外資系企業は、その中身がほとんど日本企業と化している傾向があります。また、同じ外資系でもヨーロッパ系の企業とアメリカ系の企業、あるいはアジア系の企業で特徴が異なってきます。ここでは、以下のように外資系企業に関する一般的な特徴を紹介します。

<英語力>
外国人の上司やチームメンバー、あるいは本社や海外支店とのやりとりで英語を必要とするシーンが増えていきます。また営業所長やエリアマネージャーといった役職になるなど、出世するほど英語力はより必要になります。

<雇用と評価>
年次よりも個人の成果が給与や人事に直結するため、努力の成果を実感しやすいという傾向があります。好成績を上げ続ければ責任あるポストを任されるようになるのも早いため、能力のある人は成長スピードも一層上がるでしょう。また入社直後から即戦力として使うことのできるスペシャリストを好むため、日本と違って研修制度などは少ない傾向にあります。

<賃金>
能力主義であるため能力の高い社員が昇進し、高給を得ることができます。女性の管理職が多いことも特徴です。一方、住宅手当などの生活補助名目の支給金は設定されていないところも多く、また基本的に社宅などはありません。

<社風>
会社に対する帰属意識が希薄で、仕事とプライベートがきっぱり分かれており公私混同することがありません。残業も比較的少なく、週休2日です。

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