お辞儀と握手

2013年7月26日

身振りのあいさつとして、日本人はお辞儀をし、欧米人は握手をします。どちらの場合も、本来相手に敵意がないことを表しています。日本において、ビジネスの場面ではお辞儀が主流であると言えますが、外資系企業や海外からのお客さんに対しては握手をする機会も多いようです。

握手をするときは、ある程度力を込めて握り、相手の目をしっかりと見ることが大切です。また、相手に近づき過ぎないようにしましょう。

一方、お辞儀をするときは、正しい姿勢で、また笑顔で相手の目を見ます。上体を倒し、上体をゆっくり起こした後、もう一度相手の目を見るようにしましょう。お辞儀には、基本的に以下の3つの種類があります。

<会釈>
・人とすれ違う時などによく用いられます。
・上体をわずかに(15度程度)曲げます。
・言葉は交さないことが多いです。

<敬礼>
・ビジネスの場面(お客様や上司、初対面の人に対して、あるいは訪問先)でよく用いられます。
・上体を30度程度傾けて、首は上体と共に自然に下げます。
・両手は自然に前に滑らせて、あまり早く頭を上げないようにします。

<最敬礼>
・お詫びや深い感謝の場合によく用いられます。
・上体を45度程度傾けて、両手は自然に膝頭の上のところまで下げます。
・頭を下げた後は、静かに頭を上げます。

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